抜歯率 ※12歳以上で集計
5年トータル 4.1% (28/684人)
矯正治療を始めたいと思われても、いざ選ぶとなれば、コンビニよりも多い歯科医院から安心できる良い医院を選択することは難しいですよね。高いお金を払って、大切な自分の歯をお任せすることを考えると信頼できる歯科医院を選びたいと皆さん思われるはずです。そこでまず、一般歯科と矯正歯科の違いについて説明していきます。
矯正治療は、歯科医師であれば誰でも行うことができ「矯正歯科」と標榜することも可能です。そのため、一般歯科の歯科医師であっても矯正治療を行うことができます。矯正治療ができる歯科医師は、大きく下記の3つに分けられます。
一般歯科
虫歯や歯周病などの一般的な治療を行い、たくさんある診療項目の中で矯正治療を行っていると考えてください。治療を受けるついでに矯正治療ができる便利さはありますが、矯正専門医院に比べて、知識や技術が浅いことが多くあります。一般歯科では、歯科医師の資格を持った歯科医師が矯正治療を行うか、非常勤の矯正認定医などが矯正治療を担当していることがほとんどです。
矯正歯科
矯正歯科は矯正治療を専門とする医院で、主に認定医資格か専門医資格を持った歯科医師が常勤で治療を行っています。矯正専門医院では、一般歯科のように虫歯治療などを行うことができません。しかし、矯正治療に特化していることで、治療の経験が豊富で様々なケースに対応できるので安心して治療を任せることができます。
矯正専門医>矯正認定医>歯科医師
上記のことから、一般歯科に比べて矯正歯科が、専門的な知識と技術があるため安心して治療を任せられると言えます。次に見るべきポイントは、矯正歯科の歯科医師が持っている資格です。「認定医」なのか「専門医」なのか。歯科医師免許だけを持った歯科医師が行う治療より認定医資格を持った歯科医師の治療。認定医資格を持った歯科医師が行う治療よりも、専門医資格を持った歯科医師が行う治療を選ばれることをおすすめします。
認定医について
認定医は、歯科医師になるために歯学部で6年間、卒業後に基礎研修を2年、その後臨床研修を3年経て、認定医の試験を受ける資格が与えられ、試験に合格することができれば認定医になることができます。
専門医について
専門医は、認定医の資格を持った状態で、所属した会の会員歴が12年以上で受験資格を与えられます。また、試験では高い技術と専門的な知識が求められ、専門医試験に合格しても5年毎の更新試験を受ける必要があります。そのため、専門医を持つ歯科医師は、矯正治療に関する知識や技術、経験を最も持ちあわせていると言えるのです。
※上記は、日本矯正歯科学会における資格内容を記載しています。