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抜歯率 ※12歳以上で集計

  • 2018年 5.1%(6/118人)
  • 2019年 4.2%(5/118人)
  • 2020年 4.3%(7/162人)
  • 2021年 1.9%(3/158人)
  • 2022年 5.5%(7/128人)

5年トータル 4.1% (28/684人)

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2020.01.30

抜歯は必要ない。レントゲンを見ればわかる!!

説明

以前に非抜歯矯正の治療法を説明しましたしたが(以前の説明はここをクリック)

今回はさらに論理的に

なぜ非抜歯で治せるのか

 

それはレントゲンを見れば一目瞭然です。

 

まずこちらを

1,2,3,4,5,6,7,

がたがたですね。2と3が重なり5はねじれています。

1,3の間に2を、24の間に3を並べる必要があります。

ではレントゲンではどうなっているのか↓↓↓

拡大 

これが初診時のレントゲンです。

数字のところが歯冠、写真に写っている歯の部分です。

3のところがゆがんでますね。

青い矢印が根、根尖(骨に埋まっている部分の歯)です。

根尖(矢印の先)に重なりはありません。

叢生の原因は歯冠(歯の見えている部分)の内側への傾斜や近心傾斜と考えています。

なので、傾斜を正せば従来の歯の位置に戻り

抜かなくても十分治療が可能なのです。

治療前         →                                        治療後

→ 

→ 

 

 

実際の矯正ではまだまだ4か5を抜歯しそのスペースに2、3を並べることが多いです。

 

非抜歯に対して注意喚起などもありますが、

口元、噛み合わせを含めて、非抜歯で治療することも可能です。

不必要な抜歯こそ避けるべきと考えます。

 

合わせて読んで頂きたい記事 ガタガタでも抜かない

 

 

①主訴 がたがた②診断名 叢生③年齢 18歳④治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置 歯科矯正用アンカースクリュー⑤抜歯部位 なし⑥治療期間 2年4ヶ月⑦治療費 検査代4万8千円 施術、装治療料61万円 歯科矯正用アンカースクリュー代6万円 処治療3000円×回数 プラス消費税
⑧リスク副作用「歯体移動により歯肉、歯槽骨、歯根が減少することがあります。装置により口腔内粘膜を傷つけることがあります。
矯正治療中装置が破損することがあります。

 

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